作新学院高校野球部の小針崇宏(こばりたかひろ)監督は、地元出身選手を集めしっかり育てると評判!
若き名将として名が知られていますね。
今回は、小針崇宏監督の評判、経歴やWikiプロフィールも紹介させていただきます。
作新学院野球部・小針崇宏監督の評判は?
小針崇宏監督監督ですが、高校野球界では「若き名将」そして「泣き虫先生」として名が知られています。
事あるごとに涙を流しながら、選手たちと本気の付き合いをしていました。
エピソードとして、作新学院高校が甲子園優勝した時のことをご紹介します。
あるベンチ外の選手は
「チームで一番、努力してきたのを知っているぞ。
でもお前より勝利を優先する、と言われた。
今までやってきたことを涙ながらに言われて、もらい泣きしました」
と振り返った。
指揮官の熱い気持ちは選手にも伝染し
「監督が泣いた後にやった選手ミーティングで山ノ井(3年)が『監督を日本一にしよう』って泣いて話しました。
それ以降、チームの合言葉になりました」
引用元:ZAKZAK
涙が出るほど本気でぶつかってきてくれる監督だからこそ
「監督を日本一にしよう」
と選手たち自らが合言葉にするほど、慕われ、愛されている監督なんだということがわかりますね。
作新学院野球部・小針崇宏監督の指導方法は?
そんな小針崇宏監督ですが、「野球なんて全然教えてない」と言います。
では一体何を教えているのか?
調べてみたところ、
①プレイの上手い下手ではなく、意識をどう持つか
②人格を表すのが野球である
③準備と覚悟
とのことでしたので、ひとつずつご紹介させていただきます。
小針崇宏監督の指導方法①プレイの上手い下手ではなく、意識をどう持つか
「プレーが上手いとか下手とか関係なく、どう意識を持つかということに関しては全員ができることですし、特に高校野球では、やり方や頑張り方、取り組む姿勢がプレーに表れます。
塁間を3秒で走るのは無理だとしても、「3秒で走ろうとする姿勢」を持つことはできる。
全部ホームランを打つことは不可能だけど、「全部ホームランを打ってやろう」と臨む姿勢を作ることはできますから。」
小針崇宏監督の指導方法②人格を表すのが野球である
“2アウト、0対0で満塁”という状況で自分のところにボールが飛んできた時に取れるか。
バッターならその状況で打てるかという、“ここぞ”という場面で普段からの姿勢が細かく野球に出るということは、いつも選手に言い聞かせています。
確かに「普段できていないのに、ここぞという時にできるわけがない」ですね
小針崇宏監督の指導方法③準備と覚悟
下記のように、小針崇宏監督は再三、技術ではなく「準備と覚悟」が大事だと言い続けています。
近所の山なら今からすぐ行ける。栃木県の山だったら水分をもって行けばいい。
ただ、富士山に登るには命がけ、準備には何カ月もかかる。道、降り方、気候、頂上の温度などの調べも必要。1歩間違えれば死ぬ。
「そういう覚悟、日々の準備が違う。そういうのが野球も一緒」。
1歩進む距離は同じ。考え方、準備の仕方、日数は違う。
「1年目は栃木一の山、2年目は関東一の山、3年目は日本一の山」
長期計画の必要性を説く。
「野球なんて全然教えていない」と言い切る。
準備と覚悟を備え、自ら考える選手を育てることが、強さにつながるからだ。
引用元:日刊スポーツ
というのは、作新学院に就任したばかりの頃、決して弱くはないのに勝てない作新学院を見て、勝ち負けよりも、野球部全体の雰囲気・意識改革が必要だと思ったそうです。
自信をつけさせ、それが結果的に「勝負に勝つ!」という意識改革につながるそうです。
作新学院野球部・小針崇宏監督の経歴まとめ
小針崇宏監督自身も地元が栃木県で、作新学院の野球部出身。
選手時代はセカンドを守り、2000年の2年時にセンバツベスト8入りの経験を持ちます。
なお、3年の時はキャプテンを務めるも、夏の県予選の決勝で負けたため、残念ながら甲子園出場を逃しています。
そして、高校卒業後は、筑波大に進学すると、ふたたび野球部に所属。
4回生の時にはキャプテンを務め、大学で学んだことをまとめると
ということでした。
ちなみに筑波大学の卒業論文は「高校野球の全国大会における優勝の要因に関する研究」をテーマに発表したそうです。
大学卒業後は、教員免許を取得し、母校に戻って保健体育科教諭に就任。
同時に野球部の監督を任されることになります。
作新学院野球部・小針崇宏監督のWikiプロフィール
小針崇宏監督のWikiプロフィールはコチラです↓
・生年月日 : 1983年6月22日
・出身中学 : 宇都宮市立陽西中学
・出身高校 : 作新学院(選手時代は、2000年の春に21年ぶりのセンバツ出場でベスト8)
・出身大学 : 筑波大
・2007年より作新学院の野球部監督に就任。
・2016年:夏の大会優勝(1962年の春夏連覇以来54年ぶり。)
作新学院野球部の主なOBは、八木沢荘六(元ロッテ)、江川卓(元巨人)、岡田幸文(ロッテ)、今井達也(西武ライオンズ)、石井一成(日本ハム)がいらっしゃいます。
まとめ
今回は、作新学院野球部・小針崇宏監督の評判は?指導方法やWikiプロフィールも紹介についてまとめさせていただきました。
是非、応援して楽しみましょう!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。