中国のオンラインファストファッション小売業者のSHEIN(シーイン)は、洋服など安く買える事で人気!
ですが先日、韓国の専門機関の調査で、SHEINの商品から発がん性の物質が検出されたと発表されました。
その中には子供服も?という情報もあり、気になったので調査してみました。
shein発がん性物質の商品5点はどれ?子供服も?
sheinで、発がん性物質が確認されたとされる商品はコチラです↓
①女性用パンツから「アリルアミン」
②靴から非常に高い「フタル酸エステル類」
③口紅2種から、病原性細菌である「黄色ブドウ球菌」
④ネイル製品4件から、発がん性の疑いがある「ニッケル」と発がん性物質である「ジオキサン」
⑤【子供服】発がん性のある「ホルムアルデヒド」
なんと、子供服にも確認されました!
商品から検出された物質の有害性を、ひとつずつご紹介していきます。
発がん性物質①「アリルアミン」
アリルアミンは、衣類染色に使われる化学染料。
世界保健機関(WHO)傘下の国際がん研究所では人体発がん物質(グループ1)に分類され、膀胱がんのリスクがあります。
発がん性物質②「フタル酸エステル類」
フタル酸エステル類は、樹脂の可塑剤の1種として広く一般に使用されています。
内分泌攪乱作用、生殖毒性、発達毒性、組織障害などが報告されています。
発がん性物質③「黄色ブドウ球菌」
病原性細菌の一種で、感染すると発疹やアトピーなどのアレルギー症状、食中毒などを起こします。
肺炎、髄膜炎、敗血症など致死性の高い感染症の起因菌です。
発がん性物質④「ニッケル」と「ジオキサン」
ニッケルはレアメタルの一種で、調理器具や化学工場などの、腐食を避けたいものや場所で採用されています。
発がん性の疑いがある他、急性毒性、皮膚腐食性、刺激性、重篤な眼損傷性などがあります。
ジオキサンは、めまい、頭痛、吐き気、嘔吐、咽頭痛、腹痛、眠気、意識喪失の症状が。
高濃度の吸入又は飲み込みは中枢神経系、肝臓、腎臓、肺に影響を与えます。
人体による発がんの報告はないですが、動物実験での発がん性は報告も。
発がん性物質⑤【子供服】から「ホルムアルデヒド」
ホルムアルデヒドは有機化合物の一種。
皮膚障害、呼吸器障害、発がん性、催奇形性、神経毒性などがあり、水生生物にも影響を及ぼす。
shein発がん性物質は洗濯したら落ちるの?
sheinの衣類から検出された発がん性物質は、洗濯して完全に落ちない可能性が高いです。
その理由として、検出された発がん性物質は「染料」として使用されている物質だからです。
そのため、洗濯するごとに発がん性物質が減少する可能性はありますが、完全除去できるとは考えにくいですよね。
それから、sheinで衣類を購入した人の声で、開封すると何かにおいがしたという人も少なくありません。
上記を踏まえると、もし着用するなら洗濯を繰り返すか、これらのリスクを完全に回避するためにはsheinは利用しない方が無難かもしれないという結論となりそうです、、、
まとめ
今回は、shein発がん性物質の商品はどれ?子供服も?洗濯したら落ちるのか調査についてまとめさせていただきました。
- 女性用パンツ、靴、子供服の衣類などから発がん性物質が検出
- アリールアミン、フタル酸エステル類、ホルムアルデヒドなどの発がん性物質が検出
- 洗濯しても安全とは言えない
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。