和歌山県オデッセイの煽り運転が炎上!なぜ警察が対応しなかったのかを調査

時事ネタ
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和歌山県で起きた、オデッセイの煽り運転が炎上!

なかなか和歌山県警(和歌山東警察署)が捜査しなかった事が、話題になっています!

そこで今回は、和歌山県で起きた煽り運転の内容と、なぜ警察が対応しなかったのかをまとめ・考察してみました。

和歌山オデッセイの煽り運転が炎上!

和歌山で発生した、オデッセイの煽り運転の一部始終がコチラです↓

  • 後ろを走る黒のオデッセイが、原付に煽り運転をしているのを発見する
  • 蛇行運転・不必要なクラクション・急ブレーキ・進路妨害を行う
  • 原付は他の道へ逃げたものの、今度は前方を走る撮影者に煽り運転
  • 撮影者は恐怖を覚え、警察に110番通報

Youtubeに収められた、煽り運転の動画の要点を上記にまとめてみました。

実際の映像を見てみると、リアルな恐怖感や威圧感が!

狭い道にもかかわらず猛スピードとストップを繰り返し、威嚇するためなのか窓を開けて体を大きく出してさらに煽る様子も確認できました。

また、今回の煽り運転をする車両はナンバープレートをつけておらず、

「道路運送車両法違反」により

「番号表示義務違反」に該当し、違反点数2点と50万円以下の罰金

となるはずですが、動画撮影者が映像を和歌山東警察署に持って行った際には

  • ナンバープレートの番号を聞いてメモを取っただけ
  • 映像を観たところ距離をとって走っているように見えると発言
  • 別の日に同じ車をみかけてナンバープレートが分かっている旨を伝えても疑わしいだけでは何もできないと言われた
  • 写真を撮っていると言っても見せてほしいとも言われなかった
  • 後ろの原付きに対しては煽り運転をしている可能性があると言っていた
  • ナンバープレートを外していることや車検ステッカーが貼られていないことにも言及がなかった

実際には、警察の腰は重いのが見受けられます。

そして何より、明らかな証拠があろうと現行犯でなければ、軽微な違反は見逃されているという現状が浮き彫りになりました。

和歌山県オデッセイの煽り運転を警察が対応しなかった理由は「民事不介入の原則」?

危険運転が明らかにもかかわらず、世間の目からは初期対応が悪いように見えます。

ここからは、「なぜ対応が遅くなってしまったのか?」について解説します。

基本的に、警察は国民に対して強い強制力を持つ行政機関。

なので、「ただ悪いことをしている」からと言って「即行動!」をさせない「民事不介入の原則」というものがあります。

民事不介入の原則とは、民事の法律関係には警察権は関与してはならないとする原則。

民間の揉め事は弁護士が間に入ったり裁判所(司法権)が解決すべきことで、行政権に属する警察は口を出してはならない

これがないと、警察が何でも首を突っ込めることになってしまうので無いと困るのも事実。

ですが、しっかり事件の前後関係を洗い出し、証拠を集めてから動くことになるのでどうしてもスピード感は出ないことが欠点です。

証拠が出揃わなければ、うかつに動けない事情が警察にはあるということです。

オデッセイの煽り運転をメディアで報道されたから仕方なく捜査?SNSの反応まとめ

6月26日、世論の反応を受けてなのか警察側の対応が180度変わります。

  • 6月25日に地上波のメディアでオデッセイの煽り運転を取り上げる
  • 6月26日に和歌山東警察署から動画撮影者に連絡があり映像を提供して欲しいといってきた

和歌山東警察署から撮影者へ電話があり、以前は受け取らなかった証拠資料を警察自ら取りに行くことに。

メディアで放送されたことがキッカケで、多数のテレビ局が県警に連絡をしたのではないでしょうか。

SNSの反応はコチラです↓

マスメディアに取り上げられないと、SNSでバズらないと捜査をしない警察って相当不味くないですか?被害者が動画を撮ってなかったり、動画が世間から目を向けられないと捜査しないってことですよね。

YouTubeでバズらないと捜査しない警察って、、、

和歌山県警、今回の件会見開いてもらいたい

動画がYoutubeでバズって、メディアで報道されたから重い腰をあげてやっと捜査したと思われているようですが、今回の和歌山県警の対応は、そのように思われても仕方ないとも言えますね。

捜査から2日後の6月28日には、オデッセイの押収とドライバーの連行がされたとの情報が出ています。

ただ、きっちりとメディアでもその後ドライバーが逮捕されたのかなど報道を続けてほしいですね。

まとめ

今回は、和歌山県オデッセイの煽り運転が炎上!なぜ警察が対応しないのか理由を調査についてまとめさせていただきました。

世間を騒がせた煽り運転は、行政機関の初動の悪さが浮き彫りになり、それを世論で動かすことができた結果となってしまいました。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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