2024年9月21日に放送されたドラマ「終りに見た街」は、昭和19年の太平洋戦争にタイムスリップした現代の家族を描いた物語!
しかし、放送直後からそのラストシーンが「意味不明」「衝撃的」と話題に。
このドラマは一体何を伝えようとしていたのか、そしてラストシーンにはどんな意味が込められているのか、5つのポイントを調査してみました。
終わりに見た街のラストが意味不明?考察ポイント5つを調査してみた!
「終りに見た街」のラストシーンが示すメッセージを考察すると、この5つのポイントかもしれません。
①歴史の教訓を忘れないことの重要性
②過去を改変することの危険性
③戦争と平和の危うい均衡
④現代社会への警鐘
⑤ラストシーンの持つ余韻
ひとつずつ、ご紹介していきます。
考察ポイント①歴史の教訓を忘れないことの重要性
「戦争の悲劇や恐怖は、決して過去のものではない」
「平和な日常は簡単に崩れ去る可能性がある」
ということを伝えたかったのではないかというのが1つ目です。
昭和19年にタイムスリップした太一と太一の家族は、戦時中の厳しい現実に直面します。
そこで視聴者が特に感じるのは、その過酷な状況が「過去のもの」ではなく、常に私たちの生活の隣にある可能性があるという点です。
考察ポイント②過去を改変することの危険性
2つ目は、過去の出来事に干渉すると予期せぬ結果を招く可能性があることや、「もし〜だったら」という仮定の危うさです。
過去を無理に変えることが必ずしも良い結果をもたらすわけではなく、過去に起きたことを受け入れ、それをどう生かすかが重要だというメッセージを伝えていると考えられます。
考察ポイント③戦争と平和の危うい均衡
3つ目は、現代の平和は非常に不安定なものであり、平和を維持するための努力の必要性を視聴者に強く訴えかけているのではということです。
つまり、簡単に言うと、この作品は
戦争は過去の事ではなく、今もすぐに起こりうることだよ!
戦争、単純に昔話にはしないで!
ということを言いたいのだと考えられます!
考察ポイント④現代社会への警鐘
4つ目は、科学技術の進歩が必ずしも幸福をもたらすとは限らなく、環境問題や資源の枯渇など人類が直面する課題の深刻さの警鐘です。
崩壊した都市のイメージや、現実と時間が歪んだような終わり方は、現代の平和がどれほど不安定なものであるかを視聴者に強く訴えかけているのかもしれませんね。
考察ポイント⑤ラストシーンの持つ余韻
「終りに見た街」のラストシーンは、多くの謎を残しながら終わります。
ただ、その曖昧さこそが視聴者に多くの考察を促し、視聴者が自分自身で答えを見つけ出すことを意図したような終わり方は、ドラマのテーマである
「過去の出来事に対する向き合い方」
を示しているのだと思われます!
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そして更に多くの疑問が残ったのが、ラストシーンに登場した、三田佳子さん演じるおばあちゃんの幼い頃と初恋相手の登場シーン。
太一たちが昭和19年に存在したことで、歴史が変わってしまって、母親の清子の初恋相手は戦死することなく、生きていて結ばれた。
その結果、太一たちの存在がなくなってしまったという予想も成り立つかもしれません。
まとめ
今回は、終わりに見た街のラストが意味不明?考察ポイント5つを調査してみた!についてまとめさせていただきました。
- 「終りに見た街」のラストシーンは、戦争の記憶や教訓が現代においても消えることなく続いていることを強く訴えかけています。
- 過去を変えることで未来に影響を与える可能性や、平和が当たり前ではないことへの警告。
- 崩壊した近代都市や時間の歪みを描いたシーンは、視聴者に深く考えさせ、歴史を振り返りながらも、同じ過ちを繰り返さないようにする重要性を伝えています。
- このドラマは、平和と戦争の危うい均衡に対する警鐘を鳴らしています。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。