大相撲秋場所の初日、NHKの実況を担当していた大坂敏久アナウンサーが
「不適切発言がありました。失礼しました。」
と謝罪する場面が!
具体的にどの発言が不適切だったのかは明らかになっていませんが、「不適切発言」とは一体何だったのでしょうか。
気になったので調査してみました。
【大相撲】中継で不適切な表現?NHK大坂アナが謝罪した発言の内容を調査
謝罪の具体的な理由は明かされませんでしたが、不適切表現の内容についてはこれらの可能性が考えられます。
①「勝たせてくれた」発言
②青森県出身力士に関する発言
③貴景勝関の引退に関する発言
ひとつずつ、ご紹介していきます。
①「勝たせてくれた」発言
一つ目の可能性として挙げられているのが、玉ノ井親方(元大関栃東)の発言です。
玉ノ井親方は大関陥落後の復帰に関する自身の体験を語る中で、次のように述べました。
「(2度目の陥落時には)大関にならなくても三役でずっと取れれば長くいけるのかなとそういう気持ちにはなってました。
むしろその気持ちが逆に10番勝たせてくれたのかなということもありますし・・・」
この発言中の「勝たせてくれた」という表現が問題視された可能性があります。
相撲界では、八百長(やおちょう)という言葉がタブーとされています。
「勝たせてくれた」という表現は、意図せずして八百長を連想させてしまう可能性があるのです。
しかし、この表現には別の解釈も可能です。
玉ノ井親方の意図としては、自身の心構えや努力が結果として勝利につながったという意味で使われた可能性が高く、謙虚さを表現するための言葉遣いだった可能性もあるのです。
②青森県出身力士に関する発言
ふたつめの可能性として、青森県出身の力士に関する話題でのやり取りが挙げられています。
具体的には次のようなやり取りがありました。
舞の海秀平氏が
「青森県出身の幕内力士が141年間途絶えることなく続いている。145年ぐらいまでは大丈夫だろう」
とコメント
これに対し、大坂アナウンサーが
「たった数年ということですか?」
と返答
この発言の背景には、青森県の相撲界における特筆すべき記録があります。
1883年(明治16年)から2024年現在まで、141年間にわたって青森県出身の幕内力士が絶えたことがないのです。
これは47都道府県の中で最も長い連続記録となっています。
舞の海秀平氏の「145年ぐらいまでは大丈夫」という発言は、この記録があと4年ほど続くだろうという予測を述べたものです。
「たった数年」という表現は、この長い歴史や伝統、そして現役力士たちの努力を軽視しているように受け取られかねません。
相撲ファンや青森県の視聴者にとっては、不快に感じる表現だった可能性があるのです。
③貴景勝関の引退に関する発言
一部の情報によると、NHK+の配信において貴景勝関の引退に関する発言が削除されています。
これが、「不適切な発言」だったのではないかと推測されています。
【大相撲】中継で不適切な表現?SNSの反応まとめ
不適切な表現に対して、SNSの反応はコチラです↓
何が不適切だったのか知りたい
視聴者に対する説明責任を果たすべき
受信料を払っている視聴者への配慮が足りない
問題を小さく済ませようとしているのではないか
相撲は日本の伝統文化。より慎重な言葉選びが必要
解説者やアナウンサーの発言の影響力の大きさを感じた
具体的な発言内容が明かされなかったため、視聴者間では様々な憶測が飛び交い、このように真相解明を求める声が多く上がりました。
まとめ
今回は、【大相撲】中継で不適切な表現?NHK大坂アナが謝罪した発言の内容を調査についてまとめさせていただきました。
今回の出来事は、相撲文化と放送の在り方について深く考えさせる機会となりました。
相撲は単なるスポーツではなく、日本の伝統文化の重要な一部です。
その中継には、技術的な解説だけでなく、文化的な背景への深い理解が必要不可欠です。
これらの課題に真摯に向き合うことで、より充実した相撲中継が実現できるのではないでしょうか?
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。