2025年2月28日に公開された映画『知らないカノジョ』!
その中でも、ミナミの祖母が語る意味深なセリフが印象的です。
この記事では、ミナミの祖母の正体や評価について調査してみました。
【ネタバレ】「知らないカノジョ」ミナミの祖母の正体は?
ミナミの祖母の「昔は私を知らない人はいなかった」や「戻るということは大切なものを失う」といった言葉は、ただのセリフではなく、物語の重要な伏線である可能性が高いです。
おそらく、ミナミの祖母もケンティと同じ体験をしているのではと思います。
ケンティと違うところは、前の世界線(有名な歌手)から今の世界線(ケンティが編集者でミナミが歌手)に移って、戻らない選択をしているのではないかと思います。
戻らなかった理由は、両親を亡くしているミナミを置いては戻れなかったとからなのかもしれませんね。
【ネタバレ】「知らないカノジョ」の結末は?
物語のクライマックスでは、リクが小説を書き直すことで元の世界に戻れる可能性を見出しますが、最終的に彼が選んだのはミナミの幸せを優先することでした。

リクが目覚めた「知らないカノジョの世界」は、彼自身の選択や価値観が変わることで変化する世界でした。
リクはミナミと再び結ばれることを望んでいましたが、最終的には「ミナミが幸せになることが最も大切だ」と気づきます。
そして、彼女の未来を邪魔しないように小説の原稿を捨て、静かにその場を立ち去ろうと決意しました。
しかし、ここで意外な展開が起こります。
リクが去ろうとした瞬間、ミナミが彼の前に現れたのです。
彼女は迷うことなくリクに駆け寄り、涙ながらに抱きしめ、キスを交わします。
口づけを交わすと、リクは元の世界に戻っていました。
しかも、元の世界ではミナミは歌手として活躍。
『蒼龍戦記』も棚に置かれており、リクの作家としてのキャリアも消えていない様子。
写真立てには、かつてミナミが疎外感を感じていたイベントで笑顔を見せる二人の姿も。
原作映画で描かれなかった「その後」を描いて映画『知らないカノジョ』は幕を閉じています。
今までの己の行いを反省し、作家としてのキャリアや二人で過ごした日々、彼女のために全てを捨てた時に、たった一つの大切なものが手に入る。
だけど、『知らないカノジョ』では全てを捨てた時に「小説は私が読みたがったの」と反省を否定してもらえて、元の世界に戻れた上に彼女との幸せな未来まで手に入っています。
二人がワインを飲むシーンでは、ミナミは子どもが欲しかったことや犬を飼いたいと思っていたことを明かします。
二人で成功して、子ども達に囲まれた生活を経て、海辺に家に住む——これがミナミにとってのハッピーエンドだったようですね。
【ネタバレ】「知らないカノジョ」評価や感想も調査
「知らないカノジョ」の評価や感想はコチラです↓

とても素晴らしい映画だった。
リクとミナミの出会いから結婚に至るまでの流れが丁寧に描かれていて、幸せな瞬間とすれ違いの切なさがリアルに伝わってきた。
特に、締め切りに追われてイライラするリクがミナミと衝突するシーンは、人間らしい感情が溢れていて共感せずにはいられなかった。
お気に入りのシーンは、レストランでのミナミの語り。
リクの物語をポジティブに語るミナミの明るさと、それに涙するリクの姿に、ついもらい泣きしてしまった。
もし自分がリクのように、ある日突然違う世界に迷い込んだら、同じように頑張れるのだろうかと考えてしまう。
リクは少し自分勝手だけど、その素直さや泣き虫な一面が愛おしく思える。
ミナミもまた、自由奔放だった大学時代とは違い、プロの世界で自分を見失いながらも、リクとの出会いによって少しずつ変わっていく姿が魅力的だった。
そして梶さん。熱くて、面白くて、どこか頼りになる存在。
あの世界でも幸せでいてほしいと願わずにはいられない。
リクは正直、ちょっとワガママなところもあるけど、そんな彼を応援したくなるのは、中島健人の魅力なのかもしれない。
ひたむきで、のめり込む姿がとにかく眩しい。
彼が「素顔を見せた」と言っていたけれど、確かにいつものキラキラした涙とは違う、等身大の涙があった。
そしてmiletさん、初演技とは思えないほど自然で、彼女以外には務まらない役だったと思う。
舞台挨拶では、スクリーンの中の2人が目の前に現れる感動もあり、中島健人のエンターテイナーっぷりには、最後まで魅了された。
最も光ったのは、梶原恵介さんの役回りのようですね!
まとめ
今回は、【ネタバレ】「知らないカノジョ」ミナミの祖母の正体は?結末や評価も調査をまとめさせていただきました。
ミナミが好きで取り組んでいると思っていた料理がリクのためにやってくれていたことだったり、ラストのその後が明かされたり、原作よりも明確に答えを示す分かりやすい演出も印象的でした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。