TBSドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』最終回では、22年前の東賀山事件の全貌と、春生の死の真相がついに明らかに!
春生が赤ん坊だった歌(のちの心麦)を凄惨な現場から救い出して2階に移動させ、なぜその事実を一切語らなかったのでしょうか?
気になったので調査してみました。
【ネタバレ】クジャクのダンス、誰が見た?最終回で山下春生はなぜ赤ん坊を2階に?3つの考察を調査
最終回で明かされた衝撃の事実のひとつが、事件当日に山下春生が赤ん坊だった歌(心麦)を1階から2階へ移動させていたという行動でした。

なぜ春生はそんな重要な事実を黙っていたのでしょうか?
考えられるのはこの3つかもしれません↓
①首吊り死体の下にいた赤ん坊を救うための判断
②刑事としての職務上の立場
③春生は歌との間に運命的な繋がりを感じていた
ひとつずつ、ご紹介していきます。
考察①首吊り死体の下にいた赤ん坊を救うための判断
1つ目の考察は、首吊り死体の下にいた赤ん坊を救うための判断です。

22年前のクリスマスイブ。
刑事だった山下春生は、聞き込みの最中に林川邸に異変を察知し、無線で応援を要請しながら単独で屋敷に踏み込みます。
そこで彼が見たのは、螺旋階段に吊るされた5人の遺体という凄惨な光景。
その足元には、生まれたばかりの赤ん坊・歌が床に寝かされ、泣いていたのです。
春生は衝撃の中で「こんなもの見せちゃいけない」とつぶやき、歌をそっと抱き上げて2階のベビーベッドへ寝かせました。
この行動は刑事という立場以上に、人として、父としての直感的な“守る”という意志によるものでした。
死体の下にいた赤ん坊の精神的ショックを考慮し、少しでも落ち着かせようとした優しさからの判断だったのです。
考察②刑事としての職務上の立場
2つ目の考察は、刑事としての職務上の立場です。

春生は応援を待たずに単独で事件現場に侵入し、証拠保全の大原則に反して現場の状況を変えてしまいました。
これは、刑事として致命的な行為であり、自身の職責を問われかねません。
「正義の人間として」幼い命を守ろうとした行動が、刑事としての規律を破る行為になってしまった春生の中で、その矛盾と葛藤が渦巻いていたのかもしれません。
考察③春生は歌との間に運命的な繋がりを感じていた
3つ目の考察は、春生は歌との間に運命的な繋がりを感じていたです。

もし春生が「自分が2階に上げた」と証言していれば、力郎の「赤ん坊の声が1階で聞こえた」という証言は真実味を帯び、冤罪は防げたかもしれません。
しかし、そうすれば歌は赤沢家や京子の元に戻り、春生の娘として育てられる未来はなかったのです。
もちろん、春生がそれを確信していたわけではないでしょう。
それでも、あの瞬間に歌と“秘密”を共有した自分こそが、彼女の父になるべき人間なのではないかという、直感的な想いがあったのかもしれません。
春生にとって、あの赤ん坊は、「守らなければならない命」だったのです。
まとめ
今回は、【ネタバレ】クジャクのダンス、誰が見た?最終回で山下春生はなぜ赤ん坊を2階に?についてまとめさせていただきました。
考察として、この3つが考えられるようでした。
①首吊り死体の下にいた赤ん坊を救うための判断
②刑事としての職務上の立場
③春生は歌との間に運命的な繋がりを感じていた
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。