第106回全国高校野球選手権栃木大会で、石橋高校野球部は準決勝で作新学院、決勝で国学院栃木を破り夏の甲子園に初出場!
石橋高校は栃木県内でも進学校として知られていますが、強さの秘訣は何があるのでしょうか?
監督や、注目選手なども気になるところですよね。
そこでこの記事では、夏の甲子園2024に夏初めて甲子園に出場する石橋高校(栃木)の情報、進学校だけどなぜ強いのか、監督や注目選手について調査してみました。
【甲子園】石橋高校野球部(栃木県)はなぜ強い?3つの理由を調査!
石橋高校野球部の強さの理由は、以下の3つが考えられます。
①福田監督の指導力
②限られた練習時間と設備
③文武両道を重視する校風
ひとつずつ、ご紹介していきます。
理由①福田監督の指導力
福田博之監督は、中学時代と大学時代に野球を経験していたものの、高校野球はしてこなかったそうです。
福田博之監督の父親が他校の監督をしていたことで、
「息子はあのレベルか」
と思われることに対して自信がなく、高校野球はしてこなかったとのことでした。
それでも大学時代には硬式野球部に入部し、その後は教員として複数の高校で野球部の指導に当たってきました。
そんな福田監督は、選手たちに技術的な指導をするだけでなく、選手一人ひとりの長所を伸ばす指導を心掛けています。
また、「凡事徹底」をチームスローガンに掲げ、選手たちに地道な努力の大切さを説いています。
進学校だからこそ、自分でやるべきことをわかっている選手たちが集まっていて、福田博之監督の指導方針が合っていたのかもしれませんね。
理由②限られた練習時間と設備
石橋高校野球部は、平日の練習時間が2時間と限られており、専用グラウンドや室内練習場もありません。
グラウンドは他の部活動とも兼用しているため、フリーバッティングや守備練習も十分に行えません。
なので、時間が無いながらも朝7時半から40分ほどはフリー打撃の時間に充てて、曜日ごとに練習メニューなども決めていたとのことでした。
自分たちでミーティングをし、しっかりとやるべきことを理解した上で練習しているため、効率よく吸収していることが強くなる秘訣なのかもしれません。
理由③文武両道を重視する校風
石橋高校(栃木)は偏差値66の進学校で、文武両道を掲げています。
福田監督は
「生徒の強みは何か。どうすればその良さを引き出せるか」
と考え、勉強で培った
「考える力」
を野球にも生かそうとしました。
その結果、選手たちは自ら課題を見つけ、解決策を考える自主性が育ち結果を残せるようになったのかもしれません。
石橋高校野球部(栃木県)入江祥太の出身中学などWikiプロフィールまとめ!作新学院に進学しなかった理由は?
石橋高校野球部(栃木県)注目の、入江祥太選手のWikiプロフィールはコチラです↓
名前:入江 祥太(いりえ しょうた)
生年月日:2006年生まれ
身長:180cm
体重:81kg
投打:右投げ右打ち
ポジション:内野手(投手として登板も)
経歴:作新学院中等部→石橋高校
入江祥太選手の出身中学校は、作新学院中等部です。
作新学院といえば、甲子園常連の強豪校!
その中等部に在学しながら、そのまま内部進学せずに公立の石橋高校に進学したのはなぜでしょうか?
その理由は、
と、取材に対して語っています。
というのも、中学2年生だった20年秋の栃木大会準決勝で、作新学院高校を破った石橋高校を見て心が揺さぶられ、石橋高校に進学を決めたそうです!
この意気込みが素晴らしいですし、カッコイイですよね!
まとめ
今回は、【甲子園】石橋高校野球部(栃木県)はなぜ強い?入江祥太が作新学院に進学しなかった理由は?についてまとめさせていただきました。
石橋高校野球部が、強豪私立校にも引けを取らない実力を身につけたのは、下記の3つの要素だと考えられます。
- 選手たちの「考える力」を重視した指導
- 選手たちの高い意識
- 文武両道の校風
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。